グーグルのアドセンス広告には、以前から興味があったのですが、ネット上の噂を見ると「審査が厳しそう」という感想でした。
このブログ(厳選アイテムラボ)で審査したかったのですが、「アフィリエイト」サイトは審査落ちするという意見もありました。
審査に落ちるだけならともかく、違反だと指摘された場合、それを解消しないとアカウント剥奪される(という噂)も散見され、正直な所、ビビっていました。
審査用に「趣味ブログ」を立ち上げて、運営30日・記事数8件で、申請から通過まで4時間半という早さで終わってしまいました。気負っていただけに逆の意味で驚きです。
実際に、何をやったか、記録しておきます。
やってる事が少ないので、目星も付けやすいと思います。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
目次
プライバシーポリシーを作成
ここに一番力を入れました。
中身は、このブログ(厳選アイテムラボ)と全く同じですので、参考にしてみてください。
ポイントは
- アドセンス広告はクッキーを使っているよ
- クッキー使うけど、それは個人情報を持っていかないよ
という部分だと思います。
それ以外は、法令遵守・第三者への開示など、ある意味「当たり前」の事を書いていますので。
審査前に「アドセンスを使っている」と書くのは違和感があったのですが、もし審査官がこのページを審査対象にしていたら「ちゃんと書いてある」と安心するかな?と思って、審査通過後を想定して書きました。
なので通過後は特に書き換えていません。
コンタクトフォームを作成
お問合せフォームを設置しました。
もう一つの方法は「メールアドレスを記載する」なのですが、メルアドを晒すのも嫌ですし、Wordpressならフォーム設置も簡単です。
『Contact Form 7』というプラグインを使いました。
自己紹介ページを作成
これは作るか否か迷ったのですが、少しでも私のキャラクターが伝われば良いかと思い、作成しました。
趣味と絡めた略歴を書くなど、少し工夫しています。
このサイトの場合は「性格」という項目のような感じです。
サイトマップ作成
ここは重視しました。
「AdSense審査官・機械検索の両方で有用な情報と認める」というニュアンスの文章があるので、
- 人が見て「役に立つ」情報
- 人が見て「どこに何がある」かが理解しやすい、サイトマップページ
- Google検索クローラーで分析しやすい(XMLで作成した)サイトマップ
の3点を意識しました。
役に立つ情報は、記事をちゃんと書くことで賄います。
(下記の「記事の中身」で詳細を説明します)
サイトマップページは、両方ともプラグインで自動生成させています。
『PS Auto Sitemap』
『Google XML Sitemaps』
を使いました。
PS Auto Sitemapは、このサイト上部メニューにある「サイトマップ」で表示されるページを自動生成してくれるプラグインです。
記事を更新する度に、勝手に再作成してくれるので、普段は意識していません。
Google XML Sitemapsは、Googleの検索クローラーロボット用のサイトマップです。これも記事を更新したら自動的に再作成してくれます。
記事の中身
審査用ブログは、趣味ブログにしました。
申請時は記事7件で、申請後すぐに下書きしておいた記事を1件、投稿しました。
中身は
- 「飲食店(特定のジャンル)のレビュー」2記事
- 「施設の利用体験レポート」2記事
- 「iOSアプリレビュー」4記事
で、念のためにカテゴリー2件以上ずつになるように気をつけました。
(1カテゴリー1記事で「十分でない」と言われるのも嫌だったので)
レビュー・レポートの内容
- お店の基本情報は必ず載せる(住所・休業日・営業時間・駐車場の台数・その他)
- お店のホームページのURLも必ず載せる
- 公式ページに載っている内容はサラッと書く程度で、利用した際に感じたことを利用者目線で書く(批判はしない)
ということを心がけました。
批判の禁止はGoogleのポリシーにもありますから、ちゃんと守りましたよ。
「ヘイト表現の禁止」が該当します。どれくらいの批判がヘイト表現になるのか分からないので、批判は基本的にしていません。
例として、
本音:貸し出されたタオルが短くて使えなかった。恥ずかしかった。文句言いたい。
記事:貸出用タオルが短いと感じる人もいると思いますので、現地で困らないように持参した方が良いかもしれません
こんな風に書けば、誰も嫌な思いをしないでしょう(笑)
記事の文字数
900~3,500文字と、かなりバラつきがあります。平均すると2,300文字でした。
施設の利用レポートなどは、施設までのアクセス、建物の外観、施設の入り口から、更衣室、実際に使ってみて、と順に書いていくだけで文字数が増えていくので、思ったまま書きました。
一番少ない900文字の記事は、飲食店レビューでした。
味が微妙だったけど「批判はしない」ように気をつけながら書いていたので、ずいぶん苦しい感じでしたね(苦笑)。
建物の外観写真とか、お店で商品を買えますよとか、内装が素晴らしいとか、そんな感じです。
写真の使用
自分で撮影したものを使いました。(建物外観・提供された飲食物)
アプリ紹介は、AppStore・アプリ使用中のスクリーンショットも使いました。
フリー素材は使っていません。使用条件(商用NGとか)を確認するのが面倒だったので。
内部リンク・外部リンク
全く躊躇せずに使いました。
お店の公式サイトは、必ず掲載しました。
アプリレビューの時に、途中で説明が面倒くさくなったので「詳しく解説しているサイト様はこちらです」って、他所様のブログURL貼って記事を終わらせた事もあります。(その時点でも文字数は2,200文字くらいあったので「まぁいいか」と思って。笑)
サイト構築(サーバ・アクセス数・他Googleサービス)
サイト構築に関係する情報は、こんな感じです。
- サーバー
- エックスサーバー(今使っているサーバーをそのまま使用)
- 独自ドメインを新規取得
- ドメイン取得から30日目(まだ浸透していないはず)
- アクセス数
- 30日間で224pv
- 7pv/日(ほぼ自分と思われる)
- 他Googleサービス使用
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール(Fetch&レンダリングを週1回ずつ、合計3回かけた)
審査通過までを時系列に
3/25(日) 申請後の投稿用記事を作成し、下書き状態にしておく
3/26(月)
11:45 Google AdSense アカウントを作成
12:00 昼食を摂りながら、headタグ内にAdSenseコードを埋め込む
13:00 審査申請
16:00 前日仕込んだ下書きの記事を、投稿
17:30 審査通過メールが届いた
27日(火)が休みなので、その日にゆっくり設定するつもりでした。
とりあえず申請しておこう、と思っていたのに結果が早すぎて驚きました。
まとめ
Googleは「検索ユーザーに適切な答えを返す」事が大切だと考えているはずです。
最近のGoogleの傾向を見ていると「コンテンツの中身」にフォーカスを当てている気がします。
私も、調べたいことがあって検索したのに、売込みが露骨&中身薄っぺらなアフィリエイトサイトなど見たくありません。
「この情報知ってる」
「あ、そうなんだ知らなかった」
と思えるサイトならともかく、
「・・・・で? だから何? 買わせたいの?」
と思ってしまうサイトは、Googleに極力排除してもらいたくなります。
逆に言えば、Googleに媚びを売るとかじゃなくて、その先にいる検索ユーザーが
- 調べたいことが見つかる(解決する)
- 答えに至らなくても、ヒントになる(手がかりを得られる)
- その過程で「嫌な思いをしない」(文章表現などで)
ということに気をつけていれば、それが同時にGoogle対策になるのかな?と、個人的には思っています。
今回の私の通過は、ミニマム構成だと思いますので、今後アドセンス申請される方の参考になれば幸いです。